松岡隼選手が、全仏オープンジュニア2023に出場し、グランドスラム 本戦初勝利を飾りました
SWCS PROJECTのサポート選手である松岡隼選手が、全仏オープンジュニア2023 シングルス・ダブルスの本戦に出場しました。
今回のヨーロッパ遠征は、全仏オープンジュニア2023に向けて、約1か月半をかけて6大会に出場しました。今後を見据えてジュニアの大会だけでなく、プロテニスプレイヤーも参加するITFフューチャーズに出場し、レッドクレーでの試合の経験を積むことが出来ました。
そして、全仏オープンジュニア2023では、グランドスラムの本戦で初勝利を飾ることが出来ました。
間もなく開催されるウィンブルドンジュニア2023に向けて、世界へのチャレンジを続けます。
是非、皆さまのサポートをよろしくお願いいたします。
SWCS PROJECTは、更に選抜した日本のジュニア選手への海外遠征のサポートを行なっていきます。
日本のジュニア選手の活躍に是非ご注目下さい。
【 Profile 】
氏名 松岡 隼 / Hayato Matsuoka
年齢 18歳
生年月日 2005年1月15日
出身地 神奈川県
ITF WORLD TENNIS TOUR JUNIOR RANKING [ 40位 ] *2023年7月31日現在
https://www.itftennis.com/en/rankings/world-tennis-tour-junior-rankings/
【 海外遠征 サポート 】
⬛︎ ROLAND GARROS JUNIOR CHAMPIONSHIPS 2023 / グランドスラム
@フランス・パリ [ 2023 / 6 / 4 – 10 ]
https://www.itftennis.com/en/tournament/roland-garros-junior-championships/fra/2023/j-jgs-fra-01a-2023/draws-and-results/
● JUNIOR BOYS SINGLES / S 本戦 2R 敗退
[ 1st Round ]
✔︎ Hayato Matsuoka ( JPN ) vs. Alexander Razeghi ( USA )
6 – 4 / 6 – 4
[ 2nd Round ]
✔︎ Dino Prizmic ( CRO ) vs. Hayato Matsuoka ( JPN )
6 – 1 / 6 – 3
● JUNIOR BOYS DOUBLES / D 本戦 1R 敗退
[ 1st Round ]
Hayato Matsuoka ( JPN ) / Hoyoung Roh ( KOR ) vs. ✔︎ Thijs Boogaard ( NED ) / Abel Forger ( NED )
3 – 6 / 4 – 6
【 松岡 隼 選手 レポート 】
この度は、ROLAND GARROS JUNIOR CHAMPIONSHIPS 2023 ( 全仏オープンジュニア2023 ) 出場へのご支援を頂き、誠にありがとうございました。
2023年6月4日 – 10日にフランス・パリで行われた、全仏オープンジュニア2023に出場しました。
今回のヨーロッパ遠征は、全仏オープンジュニア2023に臨むにあたり、約1ヶ月半をかけて6大会のヨーロッパのレッドクレーの大会に出場しました。
日本にはレッドクレーは殆どなく、テニスの本場であるヨーロッパはレッドクレーが多数あり、そのレベルが高いことから、日本人が勝つのはかなり厳しい環境にあります。
将来、ヨーロッパのレッドクレーで勝てる選手になりたいと思っていますので、今回、ヨーロッパ内のプロツアーを中心に出場することを選択しました。
その結果、好成績は上げられませんでしたが、以前よりテニスの質が上がり、ATPポイントを積み重ねることが出来ました。
良い状態で迎えられた全仏オープンジュニア2023でしたが、結果はシングルス2回戦、ダブルス初戦敗退でした。初戦は、左利きのAlexander Razeghi 選手 ( USA ) を相手に高い球を使い、あえて攻めさせたりと試合の流れを作り、上手く戦術を効果的に変えてプレーする事ができ、今回、グランドスラム本戦で初勝利を飾ることが出来ました。
シングルス2回戦は、ATPランキングが今大会で1番高く、ジュニアランキングは殆どないものの、特例で第3シードとして出場した選手で、結果的に今大会優勝した選手との対戦でした。
序盤は自分のベストプレーが出来ていましたが、簡単にはゲームを取らせてもらえず、中盤で自分のエネルギーが少し落ちた所で連続してゲームを落としてしまいました。セカンドセットは序盤からリードしていましたが、チャンスを活かせなかった事で息を吹き返されてしまいました。
自分が良いプレーを出来れば、優勝者でも対等に出来ると感じた一方で、相手選手は質が落ちないため、良いプレーを続けられなければ、接戦に持っていくことは出来ないと感じました。
ダブルス1回戦は、初めてのパートナーと挑みましたが、上手く連携してプレーが出来ず、ストレートで負けてしまいました。
ただ、今大会で、約2ヶ月間のヨーロッパ遠征の成長をとても感じる事が出来たので、今後さらに成長速度を加速させて、少しでも早くトップの選手に追いつけるように頑張りたいと思います。
次の遠征は、7月中旬からの全英前哨戦、ウィンブルドンジュニア2023へと続きます。
ウィンブルドンジュニア2023では、良い結果を残せるように日々努力して強化していきたいと思います。
皆様の応援はとても力になります。
引き続きご支援のほど、宜しくお願いいたします。